January '00 #6

 

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   Jan. 21st

Updated 21:50 p.m.

【@567】 Tech Info Library によると、Power Mac G4(AGP Graphics)にはDVD-RAMが搭載されているモデルがあるが、このDVD-RAMドライブには二つのタイプがあるという。

 仕様は同じだが、ベンダーが違うために2つの種類のドライブがあるという。もっとも大きな違いは、ディスクを挿入するトレイで、従来のもの(DVD-RAMドライブの最初のリビジョン)はスロットになっているが、ふたつめのリビジョンではトレイになっている(TILに写真が掲載されている)。

■ TIL:31161 Power Macintosh G4 (AGP): DVD-RAM Drive Differences

Updated 20:25 p.m.

【@502】 好調な四半期決算を受けてAAPL株は木曜日、121ドルと1/2を付け最高値を更新した。この日の終値は前日比6ドルと15/16高い113ドルと1/2。


【@505 : MacOS Rumors MOSRが、Internet Explorer 5.0 のギャラリーを掲載している。

 これによると、Explorer 5.0 では、デフォルトでフォントサイズが16ポイント、解像度が96dpi に設定されている。この96dpiというのはWindowsでの標準解像度で、その他のMac用ブラウザは72dpiになっている。これによってページの表示に影響がでることが考えられ、ウェブマスターやデザイナーには頭痛のタネになるかもしれない。

■ MacOS Rumors:MS Internet Explorer 5.0 Beta Sneak-Peak and Gallery


【@509 : Mac Observer Apple取締役会がCEO Steve Jobsに飛行機 Gulfstream V を贈ったことは、Gulfstream社もプレスリリースで発表している。Gulfstream V の高解像度写真はここ

■ Gulfstream:Apple Board Of Directors Rewards CEO Steve Jobs With Gulfstream V

Updated 18:20 p.m.

【@424】 Appleは、QuickTime TVに新たに5つのチャンネルを加えたことを発表した。

今回新たに追加されたのは AtomFilms、The New Venue、D.FILM、V2 Records、brandnewmusic.com の5つのチャンネル

■ Apple:Apple Highlights Independent Filmmakers on QuickTime TV

Updated 21:30 p.m.

【@553 : MacCentral うーん、やっぱiCEOの飛行機は、す・ご・い。

 MacCentralが、iCEO Steve Jobsが2年半のAppleへの貢献への報酬として受け取った小型飛行機 Gulfstream V とはどんなものかを紹介している。内部の写真付き。

 Gulfstream V は12,038kmを燃料補給の必要なしに飛行できる。最高速度は時速851km(0.885マッハ)。離陸には1マイルのスペースが必要。

 Steve Jobsはこの飛行機の中に高価なワークスペースを持つことになる。キャビンは長さ約15.2メートル、幅が約2.1メートル。iCEOはこの中に最大18人を集めることができる。

 Gulfstreamはこの飛行機を「地上にいるのと同じくらい、空にいる時間をプロダクティブなものにします」と説明している。

■ MacCentral:A look at Steve Jobs' new airplane

Updated 18:05 p.m.

【@410】 What's new at Apple

第1四半期に1億8,300万ドルの利益を計上
アップル取締役会、CEOへの報酬を発表
Apple Reports First Quarter Profit of $183 Million
Apple Board of Directors Announces CEO Compensation

Quick Time 4.1
QuickTime 4.1 scripts 1.0
QuickTime Streaming Server Update 2.0
iTools1.0.2

ユーザグループ懇親会のお知らせ
FireWire周辺機器データベース


【@411】 TIL picks!

NEW 25091 デジタルビデオ (DV):フレームの精密さ
NEW 60692 GameSprockets 1.7.3:お読み下さい
NEW 25095 Mac OS 9:Audio Update 1.2 がうまくインストールできない
Software Updateや普通のインストーラ双方で、Audio Update 1.2 のインストールがうまく行かない(インストールできなかったソフトウェアがあります、というエラーがでる)ことがある。これは、機能拡張フォルダの Apple Audio Extension 1.1 を削除すると解決する。Appleは現在ソリューションを検討中。
MOD 75014 QuickTime Streaming Server 2.0:お読み下さい
MOD 75013 QuickTime Streaming Server 2.0:このバージョンの変更点
MOD 75011 QuickTime Streaming Server 2.0:互換性のあるファイルフォーマット
MOD 75012 QuickTime Streaming Server 2.0:アクセスログ・エラーログを見る
MOD 75005 QuickTime Streaming Server 2.0:オーセンティケーションをセットアップする

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   Jan. 20th

Q1 Earnings Financial Report

【@975】 Appleは1月1日を末日とする2000年度第1四半期の業績を発表した。そしてiCEOにプレゼントも。

 第1四半期の利益は1億8,300万ドルで、これは希薄化後の一株当たり1ドル3セント。前年同期の数字はそれぞれ1億5,200万ドル、95セント。今四半期の総収入は23億4,000万ドルで、前年同期より37パーセント増加。グロスマージンは25.9パーセントで、これは前年同期より28.2パーセントの減少となる。

 この収益には、ARM Holdings plc のおよそ500万株の税引後株式売却利益、役員ボーナス費用などの500万ドルの一時的な収益が含まれている。それらを除くと、今四半期の利益は1億7,800万ドル、希薄化後の一株当たり利益は1ドルとなる。

 またAppleの取締役会は、同社の正式CEOとなったSteve Jobsに、Appleにおける2年半の彼の仕事への報酬として、1,000万株のストックオプションおよび Gulfstream V 飛行機をおくることを発表した。

■ Apple:Apple Reports First Quarter Profit of $183 Million
■ Apple:Apple Board of Directors Announces CEO Compensation


【@379 : New York TimesBloomberg 取締役会の決定により、Steve Jobsは、1,000万株のストックオプションと彼専用の飛行機、Gulfstream V がおくられることになった。しかし、ユニークな「Appleからの一年間の給料は1ドル」というのは変わらないという。

 これに関して、Steve Jobsは、今回贈られた飛行機は、AppleとPixarのCEOというふたつの仕事をコーディネートするのに、そして家族との生活に役に立ってくれると思うと話した。「取締役会はこの二年間、わたしにいろんな報酬を申し出てきてくれ、たいへんすばらしかった、しかし私はそれらについて考えるのには忙しすぎた」と彼は語っている。「取締役会はそのことを考えてくれた。そして飛行機はたぶん私が実際に使うだろうものだ、そして自分自身で買うことは絶対になかっただろうものだ」New York Timesが伝えた。

 またBloombergによれば、AppleがJobsの飛行機に払った金額は4,500万ドルだが、税金などをJobsが負担することがないように9,000万ドルを計上したという。


【@423 updated@519 : MacNNMacCentralCBS Marketwatch Appleの2000年度第1四半期の決算をまとめてみると:

▼ 利益は1億8,300万ドル、これは希薄化後の一株当たりだと1ドルと3セントになる。これはアナリストらの予測(First Call/Thomson Financialのアナリストの予測の平均は一株当たり90セント)を上回るもの。
▼ リストラクチャリング費用600万ドル、ARM株500万株の税引後売却益1億100万ドル、役員へのボーナス費用9,000万ドルなど、計500万ドルの一時的な利益を除くと利益は1億7,800万ドルとなり、希薄化後一株当たりだと1ドルの利益になる。
▼ 売上げは37パーセント増加して23億4,000万ドルとなり、前年同期の17億1,000万ドルと比較したこの増加は、1989年の第2四半期以来最高のもの。

▼ 米国以外での売上げが51パーセントを占めた。
▼ CFO(最高財務責任者)Fred Andersonによれば、アメリカでは35パーセント、ヨーロッパでは54パーセント、そして日本ではほぼ2倍の97パーセントの成長を記録した。

▼ 今四半期137万7,000台のMacintoshを販売。
▼ ワールドワイドでiMacは70万台を出荷、iBookは23万5,000台を出荷。これはもちろん最高記録。
▼ Andersonは、iMac、iMac DV、 iMac DV Special Edition のそれぞれのモデル毎の数字は明らかにしなかったが、Special EditionがAppleの予想を超える売れ行きを見せているとした。
▼ マージンの高いMac OS 9の売上げは予想より低かった。
▼ Power Mac、PowerBookの販売も好調だったという。Power Mac G4の販売は20万台から35万台になった。しかしAndersonは、PowerBookの販売台数は明らかにしなかった。

▼ もちろん在庫は一日以下。ディーラーでも在庫は5週間以下だという。
▼ Andersonによれば、受注残(バックログ)は通常のレベルに戻ったという。

▼ システム一台あたりの平均収入は、99年度第4四半期の1,682ドルから1,673ドルに下がった。
▼ グロスマージンは25.9パーセントに下がった。これはAndersonによれば「予想より低かった」もの。Andersonによれば、特にDRAMなどのコンポーネントの価格が高くなったことと、ホリデーシーズンに店頭に十分な量の商品が並ぶようにするために起こった出荷コストの上昇が原因だという。

▼ Apple Storeでの売上げはもっとも速いペースで成長している販売セグメント。
▼ Appleが始めた iTools、iReview、iCard は最初の一週間に1,000万ページビューを超えたという。10万人が iToolsにサインアップし、15万のiDiskがマウントされていて、25万の iCard が送られたという。

▼ Appleによれば、今年Earthlinkへの投資から得られる利益は2,500万ドルから3,500万ドル。しかしAndersonはEarthlinkとの提携の内容の詳細は語らなかった。

▼ Andersonは500Mhz G4チップが入手可能になる時期については語らなかった。
▼ 伝統的に、業界全体で売上げが減少する次の第2四半期は、収入も15パーセント近く減少する見込み。しかしグロスマージンはやや増加すると予測しているという。


【@521 : CBS Marketwatch 19日のAAPL株の終値は、前日比2ドル 5/8 高い106ドルと9/16だったが、第1四半期の決算が発表されてから時間外取引で113ドルと1/8まで上昇している。

Top News

【@345 : MacNNVersion Tracker Appleが、QuickTime 4.1 をリリースしている。QuickTime Updater から入手可能になったほか、Web上からもインストーラがダウンロードできる。

 またMac OS 9 のSoftware Update コントロールパネルを通じて、Mac OS 9 Audio Update 1.2 がリリースされている。USBオーディオを向上させるもので、USBを搭載したMacが対象。

 また iTools Installer も、バージョン1.0.2が配布されている。

■ Download:QuickTime 4.1
QuickTime用のAppleScript集
■ Developer:QuickTime 4.1 技術詳細[PDF]

■ Download:iTools Installer 1.0.2


【@361 : MacNN Mac OS 9 をAquaのようにする、Kaleidoscope用のテーマがあるようだ。また、Mac OSのアピアランス用のテーマファイルもある。

Updated 22:00 p.m.

【@573 : MacCentral もっとも「次世代ブラウザ」を待ちわびているユーザにとっては、リリースを早くしてくれという感じかもしれないが、Mozilla プロジェクトがまた一歩新たな歩みをはじめた。

 MacCentralによれば、Mozilla.org は、セキュリティテクノロジーをオープンソースプロジェクトに加えることを明らかにした。米国ベースの開発者が暗号化のソースコードを輸出することを認めたアメリカ政府の新たな輸出法規に対するもの。

 また Mozilla.org によればSun・Netscape連合が、NSS(Network Security Services)やPSM(Personal Security Manager)を含めたセキュリティ関連のライブラリのソースコードをMozillaのコードベースに寄贈することを発表したという。これらのソースコードはMozillaブラウザで SSL(Secure Sockets Layer)を提供するために使われることになるという。

Updated 21:40 p.m.

【@470 updated@560 : MacNN Be は フォーカスをインターネット・アプライアンス用製品の開発にシフトし、Be OSの次のバージョン、Be OS 5.0 を個人および非営利目的の利用に限って無償提供することを発表した。

 商用利用および埋め込みOSとしての利用には有料のライセンスが必要となる。今四半期末までにリリースされる。容量は40から60MBで、このバージョンの特徴は、インストールのためにパーティションを切り直す必要がなく、WindowsからBe OSを直接起動できるようになった点。

 Be OS 5.0 はPower Macintoshで動作するだろうとのことだが、Be によれば、“技術仕様がAppleから明らかにされていないため”Be OS 5 はG3やG4とは非互換。

 Be は同社の製品開発をBe OSからインターネット・アプライアンス用製品にシフトしようとしている。この新しい製品は「Stinger」というコードネームを持ち、Webを通じて情報や娯楽を配信するソフトウェアソリューションだという。Stingerのベースは(もちろん)Be OSで、ブラウザとストリーミングビデオ/オーディオのサポートを備えている。そうした戦略の中で、“Beの持つ技術をより広く認めてもらうため”にデスクトップオペレーティングシステムとしてのBe OSを無償提供することにしたという。

 また、かつてAppleでエンジニアリング担当副社長としてハードウェアグループを率い、Newtonの開発も担当した Steve Sakoman が COO(最高執行責任者)に就任している。

■ Be:Be OS 5
■ Be:BeOS Ready Systems -- PowerPC(互換性情報)

■ Be:Be Shifts Resources to Focus on Internet Appliance Market

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