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August #4

August 31st (Thursday)

Updated 19:10 p.m.

@460 ||  アップルは、大日本スクリーン製造とアップルのプロフェッショナル向け製品に関する販売提携を行うことを発表した。

 今回の提携により、大日本スクリーンはアップルの正規販売代理店となる。両社は出版・印刷分野などのクリエイティブ市場へ向け、Macintoshにおける独自のソリューション、「Macintoshフルデジタルソリューションシリーズ」を共同で開発するしていくほか、ニーズに適応したサポートと併せた販売活動を展開する。

 「Macintoshフルデジタルソリューションシリーズ 出版・印刷用」は、次世代OSであるMac OS X に対応するもので2001年前半に販売を予定しているという。

 アップルは今年2月、Mac OS X に文字数を最大17,000文字に拡張した大日本スクリーンの「ヒラギノ」日本語フォントを標準搭載することを発表している。

■ アップル:アップル、大日本スクリーンと販売提携を発表

Updated 9:33 a.m.

@050 : MacCentral ||  Steve Jobsの基調講演でハイライトされたMac OS X Public Betaの特徴は:

* OpenGLの実装
* SunのJava 2(JDK 1.2)の完全実装
* SMP(対称型マルチプロセッシング)
* PowerBookでのスリープからの高速な復帰
* Aquaをグラファイトにする「Pro」モード
* Dockで、動作中のアプリケーションを示す3つの点が1つの大きな点になった
* QuickTime プレーヤ
* Internet Explorer 5.5
* 日本語フォント(ヒラギノ書体)
* ビルトインMP3プレーヤ


@055 ||  Steve Jobs基調講演の中で行われたMacromedia製品とMac OS X とのデモンストレーションでは、アメリカ大統領選挙に立候補して自分のキャンペーンサイトを作ることができるWebサイト(www.ipocracy.com)が紹介された。

 ユーザは、CMなどの広告やニュースなどが入った自分の選挙運動サイトを簡単に作ることができる。このサイトはMacromediaの製品群を使って作られていて、テキストとグラフィックはDreamweaverとFireworksで最適化されている。またMacromedia Generatorによって候補者の公約や名前、画像がFlashムービーやその他のコンテンツに埋め込まれたCMやニュース記事が作られている。

 デモンストレーションでは、Steve Jobsの「Jobs for President」サイトが紹介されていた。

Updated 7:30 a.m.

@975 : MacCentral ||  Seyboldのプロデューサー Key3Mediaのサイトに、Steve Jobs基調講演の全文が公開されている(Key3Mediaによるフィーチャーストーリーもある)。また、ON24ZDTVC|Netの各サイトで、基調講演の様子をビデオで見ることができる(いずれもRealPlayerが必要)。


August 30th (Wednesday)

Apple at Seybold.

@772 updated@793 : MacNNMacCentral ||  SeyboldのSteve Jobs基調講演は、PowerBookの新シリーズなどを期待していた人にとっては残念だったかも知れない。最も大きなニュースは、Mac OS X Public Betaのリリース日が明らかにされたことだ。

 予定を30分オーバーし、1時間半に及んだ基調講演だったが、iMacやマルチプロセッサPower Mac G4、Power Mac G4 Cubeのデモなど、先のMacworld New Yorkでの基調講演の内容を繰り返した部分も多かったようだ。

 Power Mac G4 Cubeについて、Jobsによれば、Appleはこれまでに数万台を出荷したという。Jobsは聴衆にもう持ってる人はどれくらいいるかと聞いてみたが、(もう持っていると)手を挙げた人は2、3人だったという。

 今回の基調講演の目玉はMac OS X だった。Jobsはこの中で、Mac OS X Public Betaは9月13日のApple Expo Parisでリリースされることを明らかにした。

 パブリックベータ版に含まれている新機能のデモも行われた。Jobsによれば、現行のMac OS 9で8秒から22秒かかるPowerBookのスリープからの復帰は、Mac OS X では1秒しかかからないという。Jobsはこれを実際に見せようとしたが、PowerBookはうまく動いてくれなかった。「今はどこか悪いみたいだけど、うまくいく時は本当に1秒くらいで復帰するんだ」

 他にも新機能として「Aqua Pro」モードが紹介された。これはAquaの全てのエレメントをグラファイトに変えるもので、Aquaで作業が散漫になってしまうというグラフィック・アーティストたちの不満にこたえたもの。新しいMP3プレーヤーも披露された。

 サードパーティ関連では、Mac OS X で動作するMacromedia製品や、昨日発表されたばかりのPhotoshop 6のデモも行われた。

 最後にJobsは、Appleは「あなたにとって最高のコンピュータ」を生産し続けていくとと語り、Apple製品が欠けている分野があれば教えて欲しいと呼びかけた。


@216 ||  MacWEEKに、Seyboldのフォトギャラリーが掲載されている。この中で、Jobsが基調講演で紹介した「グラファイトのAqua(Aqua Pro モード)」を見ることができる。

■ MacWEEK:Seybold Photo Gallery: Day One

Updated 13:50 p.m.

@230 ||  3dfx Interactiveは、昨日Nvidiaが同社を特許侵害で提訴したことについて、「力強く防衛する」との声明を発表した。

 プレスリリースによると、3dfxは1998年9月21日に、Nvidiaに対して同様の特許侵害を主張する訴訟を起こしている。これは、Nvidiaのマルチテクスチャ・テクノロジーが3dfxの特許を侵害しているというもの。3dfxはこの訴訟の判決が近く行われることを示唆している。

 「Nvidiaの提訴は、3dfxがNvidiaに起こしている特許侵害訴訟について和解に持ち込むための試みであることが明らかであり、彼らが(3dfxの提訴に対する)守りに自信がないことを表すものと信じる」と3dfx Interactiveの社長兼CEOの Alex Leupp は語っている。「Nvidiaが、係争中の法廷問題の被告側としてこのような戦術に頼らざるを得ないと感じていることを、3dfxは遺憾に思う。3dfxはこの法廷問題について、力強く防衛するつもりだ」

■ 3dfx:3dfx Vows to Defend Patent Infringement Lawsuit

Updated 13:15 p.m.

@189 ||  Appleが、FireWire 2.5をリリースしている。北米英語版。このバージョンはバグフィックスが中心になっている。

■ Download:FireWire 2.5[北米英語版]


@215 ||  Corelが、Bryce 4.1をリリースしている。

■ Download:Bryce 4.1


Updated 0:20 a.m.

@652 : MacCentral ||  8月始め、企業秘密を外部に暴露したとして被疑者不詳のまま告訴していたAppleは、仮の名前「John Doe」についに名前を当てはめることに成功したようだ。

 MacCentralによれば「worker bee」の名前でAppleの新製品 − 具体的にはPro MouseとマルチプロセッサPower Mac G4 − に関する情報をMacworldでの発表前にインターネットに流していたのは Juan Gutierrez というApple社員だった。

 Appleのスポークスパーソン Lynn Fox によれば、Gutierrez は先月末にまだ発表されていない製品に関する情報も投稿しているという。

 声明によれば、Appleは今月始めに得た召喚礼状を使い、社員の身元割り出しに成功したという。この召喚礼状には、Yahoo! GeoCitiesに解説されたページに関する情報も含まれている。しかし、Gutierrez のApple社内における役職や、彼が今もApple社員であるかどうかなどは明らかにされていない。Appleによれば、Gutierrez はカリフォルニア州サンタクララの住民だという。

 Appleは共犯のものがいないかどうかさらに調査を進めるとしている。また同社はこれ以上の企業秘密の暴露を禁止する処分や、損害賠償を求めている。


@664 : MacCentral ||  MacCentralが伝えたところによれば、Nvidia は月曜日遅くに ライバルの 3dfx Interactive を特許侵害でカリフォルニア州北部連邦地裁に提訴したと発表した。

 用意された声明の中でNvidiaは、3dfxは同社の5つの特許を侵害したとして処分と損害賠償を求めている。

 それによれば、侵害された特許は次のようなもの:「ローカルバスでバースとモード転送を利用するためのレジスタ・アレイ(5,687,357)」「アプリケーションプログラムから直接供給されたアドレスを転送する、システムのI/OバスとI/O機器の間に使われる仕組み(5,721,947)」「アプリケーションプログラムの命令から直接受け取った仮想のI/O機器アドレスを、DMAコントローラがデバイスバスにあるI/O機器の物理的I/O機器アドレスに転送する(5,758,182)」「グラフィックイメージの転送を高速化する方法及び仕組み(6,023,738)」「画像のレンダリングを高速化する方法及び仕組み(6,092,124)」

 MacCentralによれば、以上に挙がられたものの中には、先月に登録されたばかりのものも含まれているという。Nvidiaは、Voodoo 3やVoodoo 4、Voodoo 5の各カード、VSA-100チップなどの3dfx製品の製造、販売、輸入を禁止するよう求めている。


August 29th (Tuesday)

Upadated 15:10 p.m.

@283 ||  Seybold San FranciscoのSteve Jobs基調講演は、日本時間の30日午前1時から始まる。今回の基調講演は、ウェブキャストが行われないようで、そのためパブリッシング市場に対するAppleのコミットメントを確認する、この市場に特化した内容になるのではと見る向きもある。一方でGo2Macは、コンシューマ向けノートパソコン、iBookのスピードバンプと、Mac OS X ベータ版のリリースが行われると予想している。


@285 ||  8月始めの日付になっているAppleのメモによれば、Appleは9月中旬のApple Expo ParisでPowerBookのアップデートを行う計画だとMOSRが伝えている。

 このメモにはiBookについては特に記されていないというが、MOSRによれば、iBookのアップデートはApple Expo Parisが目下最有力で、パリで行われない場合、たぶん10月にApple Eventが行われるだろうとしている。

 MOSRによれば、米国以外でのマーケティングを拡大しようというAppleの試みの一つとしてパリ・エキスポが今年の大きなイベントになるという噂は本当だという。一方でSeyboldでのSteve Jobs基調講演では、大きな発表はたとえあるとしてもわずかしか行われないという。

Seybold Adobe Announcements.

@098 ||  Adobe SystemsはSeybold San Franciscoで、戦略的買収や新製品の発表、提携の発表を行い、eBooks、Web、プリント市場でのリーダシップをより強固なものにした。

 「AdobeはeBooks、Web、プリントパブリッシング市場のもっとも包括的なソフトウェアソリューションを提供し続けていく」とAdobeの Bruce Chizen 社長はプレスリリースで語っている。「Adobeのテクノロジーの発達と提携によって、パブリッシング業界の革新そして成長を助けていくのがAdobeのフォーカスするところであったし、それはこれからも変わらない」

▼ eBooks ソリューション

 eBooks関係では、まず Glassbook 社を買収し、B&N.com および iUniverse.com とネット販売、ディストリビューション、ホスティング・コンテンツサービスに関する提携を結んだ。これらの買収、提携は、eBookのオーサリング、発行、配布、購入を簡潔化、自動化し、PDFでの電子コンテンツの配布も可能にするオープンで標準に基づいたeBookプラットフォームへのAdobeのコミットメントを示すもの。またPalm機器へのPDFベースeBookの供給についても展示を行った。

▼ Web ソリューション

 AdobeはAdobe Photoshop 6.0を発表し、新しいWeb、ベクター、レイヤーマネジメント機能に加え、GoLive、Illustrator、LiveMotion、Premiere、After Effectsとのシームレスな統合について強調した。これらグラフィック、レイアウト、アニメーション、ビデオの製品群は、業界で最も包括的なWebツールのスイートになっている。また開発やダイナミックパブリッシング、アナリシス、個人化について、Allaire、Blueworld、WebTrends、Manna、BeFree の各社との提携を発表した。

 また、GoLive 5.0で作成されたコンテンツをハンドヘルドや携帯端末に配布するため、AvantGoとのワイヤレス通信に関するアライアンスを発表した。またGoLive 5.0がワイヤレス通信のフォーマットである WML/WAP と iモードに対応したことも発表された。

 Webエクスペリエンスにおいて3Dが次の重要な要素になると考え、Adobe はMetaStream 社への戦略的投資を完了した。技術デモにおいて、ユーザがどれくらい簡単に3Dを閲覧したり回転したりできるかや、世界中のポータルがどのように相互接続し、閲覧者を違った場所に導いていくかなどについて示した。

▼ プリント ソリューション

 プリント市場については、InDesignが業界に採用されていることを示した上で、統合型Webワークフローを提供するアセットマネジメントソフトウェア、InScope を発表した。InScopeについては、アメリカとヨーロッパの巨大パブリッシング企業、Time と Haves がInScopeの採用を計画していることを明らかにした。また Managing Editor、Sema Group、Jeberien Consulting のインテグレーター各社が、InScopeをベースにしたパブリッシングシステムの開発を計画していることも発表した。

■ Adobe:Adobe Cements Its Leadership in eBooks, Web, and Print Publishing Markets
■ Adobe:Adobe Press Releases


@063 ||  Adobe Systemsは、Seyboldにおいて、Adobe Photoshop 6.0を発表した。ImageReady 3.0もバンドルされている。

Photoshop 6.0の主な新機能は:

* 解像度に依存しない出力が可能なベクター描画
* ImageReady 3.0との強力な統合
* キャンバス上でのテキスト入力と、テキストフォーマット機能の強化
* レイヤースタイルと新しい効果の追加
* 画像を曲げたりゆがめたりする機能
* ツールのオプションを表示するバーやプリセットマネージャなどインターフェースの改良
* 注釈の共有など、PDFワークフローの強化
* Adobe Illustratorと一貫したカラーマネジメント
* Adobe GoLiveを利用したスムーズなWebワークフロー

 米国及びカナダではAdobe Photoshop 6.0は第3四半期に$609で発売される。前バージョンの登録ユーザは$199でアップグレードできる(Limited Editionは対象外)。フランス語、ドイツ語、日本語版は最初のリリース後すぐに発売される予定。

■ Adobe:Adobe Reinvents Image Editing With Adobe Photoshop 6.0


August 28th (Monday)

Updated 14:50 p.m.

@273 : MacCentralMacworld UK ||  Macworld UKによると、Corelは、4月にMetaCreationsから買収したBryceのアップデートを、今週にもリリーする。

 Corelのスポークスパーソン Meredith Dundas が明らかにしたもの。Bryce 4.1はCorelによる買収以降初めてのアップデート。また、Painter 6.1も数週間後にリリースされるという。Dundas はMacCentralに対し、アップデートは無償ダウンロードで行われると語った。

 またDundasによれば、Corelは同社製品のMac OS X ネイティブ化を行っていて、CorelDRAW 10 Graphics Suiteは、Mac OS X ネイティブバージョンとして来年始めに発売されるという。同様に、Bryce 5とPainter 7もMac OS X ネイティブ版として来年始め、Mac OS X 発売時に発売されるという。


@277 ||  3dfx Interactiveは、Voodoo4 4500 PCI 32MB グラフィックカードが、Seybold 三 Franciscoで“ワールドワイドデビュー”すると発表した。9月にメーカー希望価格$179で発売されるという。


August 24th (Thursday)

Updated: 15:30 p.m.

@305 : MacCentral ||  MacCentralによると、Appleのマルチメディアソフトの新バージョンFinal Cut Pro 2.0とQuickTime 5.0はほとんど完成しており、2ヶ月くらいでリリースされるという。

 Final Cut Pro 2.0では、デュアルストリーミング、リアルタイムのデジタルビデオ編集が可能になっている。リアルタイム編集が可能になったことで、レンダー作業を待つことなく、編集と同時にビデオを完成させることができる。情報筋によれば、Final Cut Proのリアルタイム編集に対応したサードパーティーのビデオボードが新バージョンと同時に発売されるという。

 情報筋によれば、Appleは過去45日間に、リアルタイム編集に関するAPIをPinnacle 社やMatrox 社などサードパーティーに配布しており、両社はFinal Cut Pro 2.0の登場に間に合わせるよう開発を行っているという。

 バージョン2ではこれ以外にもフィルタリングやスペシャルエフェクト、DVDオーサリングやストリーミング機能の強化が行われるという。

 またこちらも完成間近というQuickTime 5.0では、安定性が増しているほか、ストリーミング機能も改良されているという。AltiVecに対応したほか、MPEG-1、MPEG-2の編集が可能になったほか、あらゆるビデオフォーマットをサポートするという。

 情報筋は、Final Cut Pro 2.0が来月リリースされ、QuickTime 5.0は10月のQuickTime Live! カンファレンスでリリースされると考えているという。

Updated: 14:30 p.m.

@253 : MacCentral ||  日曜日から始まる Seybold Seminars での、Steve Jobsによるオープニング基調講演は、ウェブキャストされないことがわかった。MacCentralによる。AppleおよびショーをプロデュースするKey3Media双方のスポークスパーソンがこれを確認した。Apple側では「Seyboldで何かニュースが起こるとは思っていない」と述べているという。


@259 : MacUser UK ||  Mac OS X のリリースは、さらに遅れるのか?

 Appleは、ユーザからのネガティブな反応を恐れて、Mac OS X ベータのリリースを9月末まで遅らせて“控えめに”行うと、MacUser UKが伝えている。また、正式版のリリースも来年3月まではないだろうという。

 Appleとサードパーティーのデベロッパに近い情報筋によれば、「Mac OS X があらゆるアプリケーションと調和して完璧に動作するようにし、また同時にインターフェースを改良してより柔軟性のあるものにするため」よけいに時間がかかっているという。

 またApple内部の情報筋によれば、Classicはすでに安定性を確保しており、時間が必要になっているのはAquaとCocoaの部分だという。

 MacUserの情報筋によれば、Appleはベータ版のCDのプレス作業に近い段階にあるというが、近く行われる(SeyboldやApple Expo)などAppleが参加する展示会でリリースすることはないという。そのかわり、リリースはプレスリリースによるシンプルなもので「さあ、リリースされました。これが(CDを)わずかな金額で注文できる電話番号とWeサイトアドレスです」といった格好になるという。

 また正式版のリリースについても、ベータ版のフィードバックをAppleとデベロッパが処理するための時間が必要なことから、来年の3月以降になると考える情報筋もいる。あるApple筋は、Macworld New YorkでJobsが「第1四半期の終わりまで」にリリースという言葉を使ったことを指摘し、「1月のExpoでOS X を発表し、最終的な機能を見せるかもしれないが、実際のリリースについては、3月以降になると思う」と述べている。「ベータ版が出てからのフィードバックを組み入れいていく時間が必要だ。少なくとも半年は必要だろう」


August 23rd (Wednesday)

Updated: 13:10 p.m.

@202 ||  EmagicのWebサイトによると、Power Mac G4(Gigabit Ethernet)のUSBドライバインターフェースに問題が発見されているという。

 同社のテストによると、この問題に影響されるのは、Unitor8 MkII、AMT8、MT4の各MIDIインターフェースとLogic Audioの組み合わせ。また、Emagic以外のメーカーのMIDIソフトウェアやUSB MIDIインターフェースにも影響を与えているという。Emagicではこれらをふまえ「現在のところ、これらのMacでUSBインターフェースを使用することを推奨できない」としている。

 また、まだテストを行っていないものの、G4 Cubeや新しいiMacでも同様の問題がある可能性があるという。

 EmagicではAppleと共同でこの問題の解消にあたっていくという。

 シリアルポートでの利用には問題がないと言うことで、Stealth Serial Portを使うというソリューションがあるが、この場合、マザーボードに変更が加えられているため、最新のStealth Portを使う必要があるという。


@175 : MacNN ||  MacNNによると、Bare Bones 社は現在BBEditの新バージョンの開発を行っているという。新機能やリリース時期について同社幹部は渋っているが、完全なカーボン互換になることが示されているという。


August 22nd (Tuesday)

Updated 18:30 p.m.

@425 : MacOS RumorsGo2Mac ||  Seyboldが近づいていきた。今回のウワサの焦点は、PowerBookにあるようだ。

 MOSRによると、Appleは高等教育機関に向けて現行PowerBookの大ディスカウントを行っているという。過去においては、こうしたディスカウントは「End of Life」2成るモデルの在庫一掃への動きの最初の徴候となってきたという。次期モデルはPowerBook G4(否定的な見解が多いが、MOSRはこれを推しているようだ)なのかPowerBook G3なのか決めかねる状態だが、近く新しいモデルが出ることは確かだと、MOSRは見ている。

 またGo2Macでは、PowerBook G4(Mercury)を見たという情報筋が、まだ確定ではないもののSeyboldでMercuryがリリースされると強く示唆されていたと報告している。彼によれば、それは500MhzのG4を搭載し、ハードディスクは12GB。きょう体はポリカーボネートでPismoの2/3の薄さになっていたという。

 Appleは学校が始まる「Back to School」の購入シーズンにPowerBook G4を売り込みたいと考えているのかもしれない。


@430 ||  Stairways Software(Interarchy.com)は、FTPクライアントAnarchieの後継にあたる「Interarchy 3.8」をリリースしている。

 Interarchyは、Anarchieに同社の他のインターネットツールを統合し、検索やファイルのダウンロード/アップロード、Finder、Telnetなどの機能を持たせたマルチ・インターネットツール。Wandsと呼ばれるカスタマイズシステムも採用されている。

 インストーラには「Interarchy 3.8」と「Anarchie 3.8」があるが、内容はどちらも同じで、インストーラのスプラッシュスクリーンだけが違っている。Anarchie 3.8のインストーラは、「AnarchieはInterarchyに変わりました」というメッセージが大きく表示されるようになっている。

■ Download:Interarchy 3.8

Updated 14:15 p.m.

@248 : MacInTouch ||  MacInTouchが読者からの情報として伝えるところによれば、Microsoft Office 2001は、製造工程向けにリリースされているという。発売は10月の予定。


@249 : MacCentral ||  Intuitは、同社の財務ソフトウェア「Quicken」のMac OS X バージョンを開発している。MacCentralが伝えた。

 まもなくリリースされるQuicken 2001はClassic版だが、カーボナイズされたバージョンがアップグレードまたは全く新しいバージョンとしてリリースするという。Quickenのプロダクトマネージャ Adam Samuels がMacCentralに明らかにしたもの。AppleのMac OS X リリースと同時にリリースしたい意向のようだ。


@251 : MacWEEK ||  MacWEEKによると、Sharp Document & Network Systemsは、インクジェットプリンタ市場への参入を発表した。4月にSharp、Xerox、富士ゼロックス発表した20億ドルのインクジェットプリンタ・アライアンスによるもの。

 Sharpが発売するプリンタは、AJ-1800とAJ-2000の2機種。どちらも1,200dpiの解像度で、MacおよびPC互換。SOHOユーザをターゲットとし、4津の印刷モードを備えた「Advanced Ink Management」テクノロジーを搭載する。各色別々になったインクを用いている。

 AJ-1800はカラー毎分6枚、モノクロ毎分10枚の印刷速度で、価格は$129.99。AJ-2000はカラー毎分8枚、モノクロ毎分12枚の速度を実現し、価格は$179.99。10月発売となっている。

Updated 13:36 p.m.

@225 ||  AppleはiMac(Summer 2000)のベーシックモデルの発売を、日本でのiMac発売2周年にあたる8月29日から開始すると発表した。

 ベーシックモデルは、350MhzのG3プロセッサ、64MBのSDRAM、7GBのUltraATA HD、CD-ROMなどを搭載。カラーはIndigoのみ。価格は98,000円で、全国のiMacでも展示販売店で発売する。

■ アップル:アップル、98,000円の新しいiMacを8月29日(火)より販売開始


@227 ||  Appleは、サポートページで「Knoeledge Base」のベータテストを開始している。

 従来のTechInfoLibraryに代わっていくものとみられる。利用には、Apple ID(メールアドレス)を登録する必要がある。

 Knowledge Baseは、Mac OS X 風の外観で、いくつかの質問に答えていくことで、調べたい目的のドキュメントにたどりつけるような仕組みになっているほか、ダイレクトに質問を“自然語”で入力することもできる。しかし、TILにあった更新情報は、ハードウェアなどのジャンルごとに最近更新された書類の小さなリストがあるものの、現時点では提供されていないようだ。

 Appleは8月始めから、従来のTech Exchangeに代わる新しい「Discussion Board」を稼働している。テックサポートに関するこれら一連の動きは、Appleが4月に発表したKanisaとのオンラインでのカスタマーサポートに関する提携の一部とみられる。



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