Macworld Announcements
【@085】
Macworldでは、Mac OS Xの詳細が語られた。
Mac OS Xのプレリリースバージョンが今月終わりまでにデベロッパに配布され、今夏に発売開始が予定されている。
Mac OS Xの目指すものは、Jobsによれば、こうだ:
* 一つのOS戦略(Mac OS Xにしぼる)
* 時代の最先端をいく、先を見通す
* キラー・グラフィック
* インターネットのためのOS
* 緩やかな移行
Mac OS Xには、「Aqua」と呼ばれる新しいユーザインターフェースが搭載し、コンシューマに対しコンピューティングをもっと簡単なものにすると同時に、プロフェッショナルユーザのための機能も強化する。Mac OS Xはこれから12ヶ月をかけて、現在のMac OSを完全に置き換えるという。
「Mac OS X は、そのシンプルさでコンシューマを喜ばし、そのパワーでプロフェッショナルユーザを驚嘆させることができるだろう」とAppleのiCEO、Steve Jobsは語っている。「Appleの技術革新は、パーソナルコンピュータ用 OS の分野で再びリードしている」
Appleによって作られた「Aqua」は、コンピュータユーザインターフェースへの大きな前進であるという。Aquaには、アプリケーションからドキュメント、Webサイト、ストリーミングビデオまですべてを整理整頓できる「Dock」を搭載している。またAquaには、ファイルの保存・管理・検索を著しく簡単にするまったく新しいFinderを搭載している。またAquaのボタン、ウィンドウ、スクロールバーは明るくセミトランスルーセントになった新しい外観を持つほか、流れるようなアニメーションでユーザのエクスペリエンスをよりよいものにするという。Aquaは、1984年にMacintoshですべてを始めた会社が行う、コンピュータユーザインターフェースへの大きな前進であるという。
Aquaは、Mac OS Xの新しいグラフィックシステムによって可能になった。2DグラフィックはPDFをベースにしたAppleの「Quartz」グラフィックシステムが扱い、3DグラフィックはOpenGLをベースにしている。そしてマルチメディアはQuickTimeがベースになっている。
Mac OS XのコアになっているカーネルがDarwinである。DarwinはLinuxライクで、Linuxと同じFree BSD UNIXサポートを搭載し、オープンソースモデルを採用している。DarwinはMac OSに全く新しい基盤となり、メモリ保護やプリエンティブマルチタスキング、完全なインターネット標準のCP/IPネットワーキングなどの機能を提供する。Mac OS Xはこれまででもっとも信頼性があり、強力なAppleオペレーティングシステムである。
またAppleは、100を超える業界をリードするデベロッパがこの新しいOSのサポートをを約束していることを発表した。これにはAdobe、Agfa、Connectix、id、Macromedia、Metroworks、Microsoft、Palm Computing、Quark、SPSS、Wolframなどが含まれる。
Mac OS Xは、12ヶ月という期間をかけて登場する。デベロッパには、Aquaを搭載したプレリリースバージョンが今月終わりに提供される。そして春には「Final beta」が提供される。そして今夏に発売が始まり、2001年始めにはすべてのMacintoshの標準OSとなる。Mac OS Xは、すべてのPowerPC G3、PowerPC G4チップ搭載Macintoshで動作するよう設計されており、64MBのメモリを必要とする。
■ Apple:Apple Unveils Mac OS X
【@113】
Appleは長らく待たれていたインターネット戦略を発表した。
デザインし直された新しいApple.comには、新たに「iReview」「iCards」そして「iTools」が用意されている。このうちiToolsは、インターネットサービスの革命的な新しいカテゴリーで、Mac OS 9を搭載したクライアント(インターネットの終着点)とAppleのインターネットサーバ両方におけるAppleのユニークなテクノロジを活用している。エンドユーザにもソフトウェアを用意することで、インターネットサーバー単独では実現できない先例のないサービスを行うことが可能になった。
「新しいiReviews、iCards、そして革命的なiToolsにより、Macユーザはインターネットを最大限に活用する、新しい、驚くべき方法を手に入れた」とiCEO、Steve Jobsは語っている。「Wintelのユーザには空想で終わってしまうことを、Macユーザはインターネットで行えるようになった」
iToolsは、Mac OS 9を使っているMacintoshユーザに www.apple.com を通して無料で提供される。Appleから最初に提供される iTools は:
* KidSafe:インターネットにおいて子どもたちを守るためのまったく新しい方法。見てはいけないものをフィルタリングするのではなく、子どもたちが何を見ることができるのかを特定する。KidSafeはソフトウェアモジュールをコンピュータにダウンロードし、アクセスしようとしているWebサイトについてAppleのKidSafeサーバで確認する。AppleのKidSafeサーバには、5万のKidSafeサイトが登録されており、毎月1万のサイトが新たに追加されている。すべてのKidSafeサイトは、教師や図書館によって認定されているもの。またKidSafeは、チャットやインターネットメール、ゲーム、を不可能にすることができる。
* Mac.com:Appleによるe-mailサービス。これはOutlook ExpressやEudora、NetscapeといったPOPクライアントで操作できる。オートマチックリプライや転送を簡単に設定できる。また簡単なWebページから、Mac.comのメールボックスについてOutlook Expressの設定を行うことができるという。
* iDisk:20MBのインターネット上でのパーソナルファイル保管スペース。Macintoshのデスクトップ上でフォルダを扱うのと同じくらい簡単に操作できる。
* Homepage:10分以下でWebサイトを作ることができ、WebサイトはAppleのサーバでホスとされる。iDiskと連携して、iDisk上にある写真やiMovieを簡単に組み込むことができる。
iReviewsでは、AppleがWebサイトをリビューし、ランクを付ける。現在250以上がリビューされ、夏には1,000を超える見通し。iCardsはAppleのe-mailとして送ることができる電子グリーティングカードサービス。
新しくなったApple.comには、iTools、iReviews、iCardsが、既存のオンラインStore、QuickTime、サポートエリアなどとともに、常にページのトップにタブとして並んでいる。
iToolsは無料で、Mac OS 9が必要。iReviewと、iCardsは誰でも利用できる。
■ Apple:Apple Unveils Internet Strategy
【@133】
AppleはAppleWorks 6を発表した。
AppleWorks 6には、100以上の新機能が加わっているほか、美しい新しいインターフェースが搭載されている。AppleWorksは、ワードプロセッシング、スプレッドシート、データベース、プレゼンテーションを統合している。このバージョンでの新機能は:テキスト、表、QuickTimeムービーやiMovieのようなデジタルエレメントを使ったマルチメディアスライドを素早く作成できる使いやすいプレゼンテーション機能 / 150以上のプロフェッショナルなデザインのテンプレート / 50の新しいフォント / 25,000のクリップアートにアクセスできるビルトインのインターネットアクセス機能
「AppleWorks 6により、プロのようなドキュメントを教室やリビングで作成するのがとても簡単になった」とAppleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当副社長、Phil Schillerは述べている。「新しいユーザインターフェースと使いやすいプレゼンテーション機能を持つAppleWorks 6は、必須のアプリケーションだ」
AppleWorks 6は、PowerPCプロセッサ、24MB以上のRAM、CD-ROMまたはDVD-ROM、およびクリップアートにアクセスするためにはインターネットへの接続が必要。Mac OS 8以上で動作し、$79で2月始めから販売される。
Windows 95/98バージョンは今春発売開始予定。
■ Apple:Apple Introduces AppleWorks 6
【@143】
AppleとEarthlinkは、アメリカのMacのカスタマーに対して最良のISPを提供するため、複数年におよぶ提携を結んだと発表した。
この提携により、Earthlinkはアメリカで販売されるすべてのMacintoshに含まれているAppleのインターネット設定アシスタントで登録できる、唯一のプロバイダになる。AppleはMacのカスタマーがEarthlinkに加入するたびに利益を得ることができる。またAppleはEarthlinkに2億ドルを投資し、取締役会にも参加する。
Appleは、AOLやMSN(Microsoft Network)検討したというが、2年間の協力関係にあるEarthlinkを選んだという。
■ Apple:Apple and EarthLink Form Partnership to Deliver Best ISP Service to Macintosh Users
Apple related News in Macworld
【@475】
MacworldでAppleが行った発表の一覧:
■ Apple Unveils Mac OS X and Internet Strategy at Macworld Expo / 日本語
■ Apple Unveils Mac OS X / 日本語
■ Industry Leaders Rally to Support Mac OS X / 日本語
■ Apple Unveils Internet Strategy / 日本語
■ Apple and EarthLink Form Partnership to Deliver Best ISP Service to Macintosh Users / 日本語
■ Apple Introduces AppleWorks 6 / 日本語
■ Mac OS X スクリーンショット
【@350】
Mac OS Xの
レンダリングエンジンには、Quartz、OpenGL、QuickTimeがあるが、その中でQuartzを取り上げる。
QuartzはPDFをベースとした2Dグラフィックシステム。高速なレンダリングやアンチエイリアス、PostScriptイメージのコンポジット(合成)が可能になった。Quartzにより、シャープな画像がより一層シャープになる。イメージのサイズを大きく拡大してもシャープなままだという。
Quartzの恩恵は、すでに新しいユーザインターフェースAquaにあらわれている。パワフルなコンポジットエンジンにより、ボタンやメニューなどのエレメントをトランスルーセントにすることができ、ウィンドウのドロップシャドウでシステムに奥行きカンを与えることができる。
加えて、PDFのサポートをビルトインで搭載したことにより、すべてのMac OS XアプリケーションにおいてPDFデータの埋め込みやPDFへの保存を行うことができる。Quartzにより、非常にグラフィカルなドキュメントを作ることができるようになる。
【@332】
Appleが、Mac OS Xのページを公開している。新しいインターフェース、Aquaを見ることができる。
■ Apple:Mac OS X
【@315 updated@471 : MacCentral、MacInTouch、Mac Media Network】
Mac OS Xに搭載される澄んだ新しいインターフェース「Aqua」が、Macworldで明らかになった。このAquaと新しいFinderからなる Mac OS X の新しいインターフェースについてお伝えする。
Jobsによれば、Aquaは、18ヶ月のあいだ極秘に開発されていたという。Aquaには全体としてカラフルでトランスルーセントのデザインが使われている。アニメーションやロールオーバーエフェクトがふんだんに使われ、活気に満ちていて生きているようだ。ウィンドウはエッジが丸くなってドロップシャドウがかかっている。ボタンはApple Storeに使われているもののに似ていて、「Ok」などのデフォルトボタンはiBookのLEDのように“鼓動”する。
プルダウンメニューは画面の上部にあるが、トランスルーセントになり、ウィンドウを移動している間もメニューを開いたままにできる。また、選択されたアイテムはブリンクする変わりにフェードアウトする。
慣れ親しんだクローズ、ズーム、ウィンドウシェードボタンはなくなり、そのかわりに赤と黄色と緑のボタンが左上に並んでいる。赤はクローズ、黄色は最小化、緑は最大化である。右上には「シングルウィンドウモード」にするグレーのボタンがあり、このモードでは一度に一つの(アクティブな)ウィンドウしか開かないようになる。新しいウィンドウを開くとそれまであったウィンドウは隠されて(最小化されて)見えなくなる。ウィンドウをリサイズしたり、移動するときも中味が表示されたままでダイナミックになる。保存ダイアログはタイトルバーから引き出してくることができる。
「ユーザーインターフェースにとってのゴールとは、パワーユーザにもっとパワーを与えること、そして同時に今までコンピュータを使ったことのない人のための“夢のインターフェース”を作ることだ」とSteve Jobsは語った。
新しいFinderには現在の「アイコン」「リスト」表示の他に「ブラウザ」モードができる。これはNeXT風のもので、ツリー式にファイルが表示され、ウィンドウをいくつかのコラムに分けた階層表示になっている。このモードでは、ブラウザのように「Back」ボタンがあらわれる。またムービーも含めファイルのプレビューが行える。
また新しいFinderには、ディスクやネットワークへの「Computer」「Home」「Apps」「Docs」「Favorites」「People」のショートカットボタンがあるという。このうち、「Home」というのは、ネットワークやマルチユーザでの使用時にそれぞれのユーザに割り当てられるもので、そのユーザの設定などがあるという。「People」というのは、違うユーザのHomeにアクセス(パーミッションがある場合)するためのものだという。
画面下の中央に表示される「Dock」には128個までのアイテムを格納できる。Dockの中味が増えていくごとに、一つ一つのアイコンの大きさは小さくなるが、最大と査証のサイズを指定することも可能。Dockは隠しておくことができ、マウスが画面の下に来たときに再び表示させることもできる。
Mac OS Xでは、フォントの管理も新しくなり、フォントを「コレクション」にグループ化できるという。さらに「Buy Fonts」ボタンをクリックすることでオンラインでフォントをダウンロードしたり購入できるという。
Appleが、プレス用の、Aquaのスクリーンショットを配布しているが、それをみると、細かい部分での現在のFinderとの違いがよくわかる。たとえば、アップルメニューは、従来のりんごから、立体化された顔に変わり、メニューには「Go」メニューが新たに加わっているほか、メニューバーの中央には青いAppleロゴがあってiMacを思わせる。さらに画面右側にあったIMのメニューやアプリケーションメニューが見あたらない他、時計もない。
【@295 : MacCentral】
今回の“one more thing...”は今までとはちょっと変わっていた。
Keynoteの最後、Jobsはついに自分の肩書きから「暫定」をとることを発表し、正式なCEOに就任すると告げた。観衆はスタンディングオーベーションで答えた。Jobsは「iCEO」という肩書きが気に入っていると話し、これからも「i」をInternetの意味として「iCEO」という言葉を使い続けるという。
【@595 : MacNN】
Appleの2000年会計年度の第1四半期の決算報告が二週間後に行われるが、これは期待できるものになりそうだ。
基調講演の中でJobsは、先の四半期で、135万台のMacintoshを販売したことを発表した。これは6秒に一台売れた計算になり、過去最高だ。またiBookとPowerBookでポータブル市場で11パーセントのシェアを獲得したことを発表した。
またiBookユーザに対する調査結果も明らかにされた:
* 11パーセントが初めてパソコンを買ったユーザ
* 17パーセントがWintelからの乗り換え
* 56パーセントが、初めてのラップトップとして買われた
* 16パーセントがAirPortを利用している
* 90パーセントがインターネットに接続している
* インターネットに接続しているユーザのうち70パーセントがネット上で物品やサービスを購入している
またiMacについては:
* 30パーセントが初めてパソコンを買ったユーザ
* 14パーセントがWintelからの乗り換え
* 93パーセントがインターネットに接続している
* 62パーセントが製品を受け取ったその日にインターネットに接続できた
* 57パーセントがネット上で物品やサービスを購入している
* 66パーセントがiMacの購入前に他の製品との比較をしなかった
【@165】
Appleが発表した、iReviewやiCards、iToolsについて、FAQを元にその詳細をお伝えする。
全般
iToolsには登録が必要。登録に必要なものはMac OS 9を搭載したMacintosh、インターネットへの接続、Microsoft Internet Explorer 4.5、Netscape Communicator 4.6以上、e-mailプログラム。iReviewとiCardsはPCユーザを含む誰でも利用できる。また登録には18歳以上であることが必要。このサービスは、アメリカ・カナダ材儒者でなくても利用できる。
iReview
Appleのスタッフが、Webサイトをリビューし、最高五つ星でレーティングする。基準は質、更新頻度、コンテンツの信頼性、プレゼンテーション、(ナビゲーションなど)使いやすさ。またiToolsのメンバーがリビューして欲しいサイトを推薦したり、リビューされたサイトにコメント送ることも可能。
iCards
iToolsのメンバーなら、iDiskにあるイメージを使ってオリジナルのカードを送ることができる。
iTools:e-mail
一般のメールクライアントを利用するPOPメールサービス。アドレスは「membername@mac.com」となる。メールボックスのサイズは5MBで、増設は現時点ではできない。また広告は表示されないほか、ファイルの添付ができる。
iTools:iDisk
容量20MBのiDiskの中には、「Documents」「Movies」「Pictures」「Sites」「Public」のフォルダがあらかじめ用意されている。Documentsフォルダはプライベートで、オーナーだけがアクセスできる。PicturesにあるイメージをiCardsで利用可能なほか、HomepageでつくったWebページはSitesに保存される。またHDに保存するような感じで、アプリケーションからiDiskに保存できる。また、PCユーザはiDiskに接続できない。
iTools:Homepage
HomepageはWebベースのホームページビルダー。とても簡単にページを作成できる。たとえば、iDiskにある写真を「Publish」ボタンを押すだけで、パーソナルアルバムとしてWebに発行できる。つくられたページはiDiskの「Sites」フォルダに保存され、Sitesフォルダに保存されたファイルが、ホームページのファイルになる(たとえばHomepage以外の別のアプリケーションで作ったページでもここにアップロードすれば、ホームページとして公開できる)。そのため、ディスク容量は20MBということになる。URLは「homepage.mac.com/membername」またページに広告が付けられることもない。
iTools:KidSafe
子どものインターネットへのアクセスを制限するツール。フィルタリングをする変わりに、一定の基準を満たして認定されたサイトのみにアクセスできるようにする。KidSafeはSherlockの検索も制限できるほか、親がカスタマイズすることも可能。Sherlockでは、KidSafeリストに登録されたサイトを検索する「KidSafeチャンネル」もある。KidSafeでは、高品質で教育的なサイト、あるいは子どもたちによるサイトが登録され、認定された教師や図書館がサイトをリビューまた推薦し、最終的にAppleが認定する。KidSafeに登録されるには、適切で教育的な価値のあるものでなければならず、その内容は包括的で今日的なものであり、適切で有益かつ信頼性があり、また楽しめるものでなければならない。またサイトの作者、更新日時、サイトの作成に使われたリソースまたは情報源がはっきりと明示されていなければならない。またデザインも直感的かつ刺激的、論理的で、子どもが利用するのにユーザフレンドリーでなければならない。そしてサイトの内容および構造は、教育機関による利用を促進する上で、程度の高い内容を自ら考える力を伸ばす助けをするものでなければならない。
■ TIL:72002 iReview, iCards, and iTools: FAQ
Top News
【Macworld News | @430 : MacCentral】
MicrosoftはSteve JobsのKeynoteの中で、Internet Explorer 5 Macintosh版をプレビューした。Explorer 5は、2月終わりか3月始めのリリースが予定されている。
Explorer 5 の外観はこれまでと全く違うものとなり、基調となる色をiMacの6色から好きな色を選ぶことができる。ツールバーはドラッグアンドドロップによるカスタマイズが行え、折り畳むことも可能。特に後者はMac版独自の機能だ。
MicrosoftのMacintosh Business Unitのプロダクトマネージャ、Irving Kwongによれば、Explorer 5は新しいレンダリングエンジンTasmanにより、従来のバージョンより50パーセント高速化している。
さらなるMac版独自の機能は、メディアツールバーだ。これを使うことでツールバーからQuickTimeなどのストリーミングコンテンツに直接アクセスできる。メディアツールバーはまた10EQモードのイコライザーも備えている。
オークションマネージャやSearch Assistantなどの新機能も搭載された。またInternet Scrapbookを使うと、Webページをローカルアーカイブに保存することができる。Webブラウザで見ることのできるものなら何でもScrapbookにドラッグすることができるという。たとえそのコンテンツがWebから消えてしまっていても、Scrapbookに保存したページをふたたび開くことができる。
Internet Explorer 5のスクリーンショットをMacCentralが掲載している。
【Macworld News | @440 : MacCentral】
Corelは、CorelDRAW 8 LEを無料で提供している。Corelからダウンロード可能。期間は1月5日か3月10日まで。CD-ROM版は$19.95。
■ Download:CorelDRAW LE 8.0LE
【@581 : MacNN】
AppleはOpenTransport 2.6をリリースした。
Mac OS 9でのDHCPの問題およびMacintoshが、DOS(Denial of Service)に利用されてしまう問題を解消する。対象はMac OS 9搭載コンピュータ、Mac OS 8.6搭載しているPower Mac G4、iBook、iMac(Slot Loading)。
■ Download:OpenTransport 2.6
【@603 : MacNN、MacCentral】
一足早く“マルチプロセッサマシン”がデビュー。
MacNNなどによると、PowerLogixはふたつのG4プロセッサを搭載したマルチプロセッサカード「PowerForce Dual G4」を発表した。
PowerLogixによると、まず「PowerForce Dual G4 350」と「PowerForce Dual G4 400」などのモデルを発売し、MotorolaやIBMからより高速なチップが供給され次第、より高速なモデルを発売するという。
Power Mac 7300からPower Mac 9600、Power Mac G3、YosemiteベースのPower Mac G4に対応しているほか、将来的にSawtoothもサポートするという。
出荷は2月から始まり、価格は PowerForce Dual G4 350 が$1,199、Dual G4 400 が$1,599。
Macwolrd Keynote Live Update
【Macworld News | Steve Jobs Keynote Live Update】
[@730] 回線状態も心配ですが、がんばります(?)ただ、焦ってると思うので、誤報には気を付け下さい。詳しい情報は明日アップします。
[@735] 会場にはTangerineのAppleロゴ・・・
[@750] 始まったようです。
[@751] 先の四半期に135万台のMacを販売。6秒に一台!
[@753] iBookユーザの統計。11パーセントが初めて。17パーセントがWintelから乗り換え。56パーセントが初めてのポータブル。AirPortをインストールしたのは16パーセント。70パーセントがインターネットで購入。
[@754] iMacの統計。44パーセントが新規顧客。
[@755] ソフトウェアの紹介。AppleWorks 6!
[@757] AirPort。「すべてのAppleシステムはAirPort対応」ってことは・・・
[@758] デスクトップ・ムービーの話。Final Cut Pro、QuickTime、iMovie。デスクトップムービーをアピールするための新しい Think different ポスターやCMの紹介。
[@766] 再びQuickTimeにもどって・・・。シェアの紹介。Akamaiへの投資について
[@770] インターネット関連について。Sherlock 2などのMac OS 9、Apple.com(1週間に950万アクセス)、Apple Store。そしてAppleのポータルサイト!リビューコーナー「iReview」やグリーティングカードの「iCards」コーナーも。そして最大のウリはMac OS 9用の「iTools」 −優良コンテンツを集めた「KidsSafe」チャット:E-MAIL、ダウンロードを含め、ネットへのアクセスを制限するツール。そして「Mac.com」ドメインのメールサービス。20MBのファイルを管理できる(他の人とも共有可能)「iDisk」なんとドラッグアンドドロップで操作可能!ホームページサービスも。もちろん、全部タダ。新しい「www.apple.com」が誕生!
[@797] そしてEarthlinkと提携してインターネットアクセスを提供。Earthlinkに2億ドルを投資
“Beyond the Box”インターネット会社への戦略
[@800] Mac OS Xについて話が始まりました。春に「Final beta」そして発売は夏に!新しいインターフェース「Aqua」が搭載される。ウィンドウのデザインも全く新しいものに。信号みたいなボタンが3つ並んでいます。ポップな感じ。アクティブでないウィンドウを「片づける」ことができる。ファイル保存ダイアログはウィンドウから引き出すことができる。Finderのいろんな表示も紹介。伝統的なものから、リストにしたり、「Back」ボタンの付いて「ブラウズ」するような形のもの(NeXT風?)にしたり。ファイルのプレビューも可能なほか、特定の場所に1回でアクセスできるボタンもある。
[@817] Classicのあとは、Cocoaをベースにしたメールアプリケーションの紹介。QuickTime on Mac OS Xも紹介。爆弾がでてクラッシュしてもMac OS Xなら平気!PDFをベースとしたQuartzやOpenGLなどグラフィック関連アーキテクチャも紹介。
[@827] これも新しいインターフェースですが、ウィンドウやアプリを大きめのアイコンにして、画面の下に「しまっておく」みたいな感じのものを搭載。書類、Webページも含め、なんでもしまえる。このトレイは「Dock」と呼ばれる。
[@835] サードパーティーもMac OS Xのサポートについて述べています
“ハードウェア、ソフトウェア、インターネット3つを持ち、それを統合する。われわれは業界でとてもユニークな存在”
[@842] Jobsは、これでAppleに2.5年間いたことになる、と語り、Apple社員をその場に立たせたあと、Jobsが肩書きから「i」をなくし、正式な「CEO」になると発表!
Updated 22:50 p.m.
【@613 : MacInTouch】
MacInTouchによれば、
Real Softwareは、REALbasic 2.1 についての発表が今日行われる予定。今四半期始めにリリースされるというバージョン2.1では、Windows用アプリケーション開発に関する機能やデータベースへのアクセスの改良、コードの実行の高速化、信頼性の向上などが行われている。価格は$249.95(Professional Edition)。