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September #2

September 12th (Tuesday)

Mac OS X is finally coming to US..

@385 updated@419 : ZDNN ||  13日のApple Expo Parisでのリリースを前に、Mac OS X Public Betaを見た情報筋はZDNNに対し、エンドユーザ向けの初めての次世代OSのリリースは、プレリリースバージョンより安定していて機能も完成されているが、Macユーザにとって当たり前とされる機能が多く欠けていると語った。

 情報筋は、Mac OS X はいまだにNeXTStepの多くの機能を受け継いでおり、「モダンOS」の機能と伝統的なMac OSとの互換性やユーザフレンドリーさはスムーズに統合されていないと語った。例えば、UNIXライクのファイル構造やチェスゲームなど、またNeXTStepで使われていた「お待ち下さい」のカーソルまで残っているという。

 Public BetaはUSB、FireWire、AirPortに完全に対応してはいないという。これらは正式版まで待たねばならないが、広範囲なコンテクストメニューやAppleメニュー、アプリケーションメニューは永久になくなってしまう。

 またAquaインターフェースについて、Appleは8月末のSeybold SeminarsでインターフェースのエレメントをGraphiteに変える「Pro」モードを紹介したが、これ以外にもユーザインターフェースには変更が加えられている。一つには、シングルウィンドウモードが改良されているようだ。

 Dockも改良されており、現在動作中のアプリケーションを示すマークが3つの点から三角印に変わったほか、アプリケーションとドキュメントを分けている細いバーを縦にドラッグする事で、Dockのサイズを変更することができるという。またDockからアプリケーションを開く際に、アイコンが跳ねるアニメーションが追加された。オートハイド機能に関しては、command + Tab キーでDockを表示させることができるという。

 システムの設定は、System Preferences アプリケーションで行う。ここでAquaの「Pro」モードへの変更が行える。以前は、Preferencesアプリケーションのウィンドウの上部に設定項目が並んでいたが、Public Betaでは、上部にはよく使う項目だけが表示されるようになり、「Show All」から他の設定項目を呼び出す仕組みに変わっているようだ。

 またPublic BetaはJava 2やOpenGL、シンメトリック・マルチプロセッシングに完全対応している。

 インストールはステップ・バイ・ステップで行うことができ、10分以内で完了するという。Mac OS X Public Betaがサポートしているのは、Power Mac G3/Power Mac G4、最初のモデル以外のPowerBook G3、iMac、iBook。128MBのRAMと、1.5GBの空き容量が必要という。

 Public Betaでは、内蔵またはAppleから供給されているixMicroまたはATIのビデオカードにしか対応していないという。

 また既存のMac OSから移行するにあたって大きな要素となるClassicについてだが、安定性はMac OS X Developer Preview 4よりも向上しているという。Classic環境では、メニューバーがMac OS 9と同じ外観になり、Appleメニューやアプリケーションメニューも表示される。

 情報筋によれば、Microsoft WordやAdobe Photoshop、Macromedia FlashなどほとんどのプログラムはClassicでスムーズに動作するというが、一部例外もある。VirtualPC 3.0もその一つ。Quake III Arena、Unreal Tournamentなどの3Dゲームは、3Dアクセラレータに依存しているため、Mac OS 9より動作が最高1/3程度遅くなってしまうという。また解像度を変更するような仕組みのシェアウェアも正常に動作する見込みはなく、一部の機能拡張はClassicにロードされない。またMac OS 9でファイルシステムにアクセスするサードパーティー製ユーティリティにも問題が起こるという。

 ハードウェアの互換性でいうと、先に挙げたビデオカードの制限があるほか、モニタが二つ以上あるシステムにインストールすることもできない。またBronze、FireWire PowerBook G3に接続された外付SCSIディスクや、USBディスクにもインストールすることはできないという。

 FireWireについては、Public BetaはFireWireディスクを記憶装置として認識するが、CDとして表示されてしまうという。また印刷機能を管理するPrint Centerでは、USBやネットワークプリンタに対しては限られた操作しかできないという。

 AirPortを使ったワイヤレスインターネット接続にも対応していないほか、USB-シリアルアダプタ、ポータブルMP3プレーヤ、iSubなどの周辺機器との互換性の問題も報告されているという。一方、キーボードとマウスに関しては、ADB、USB双方のものを使えるという。

 配布方法について、情報筋は、CD-ROMで提供され、ダウンロードサービスは行われないとしている。


@573 : ZDNN ||  ZDNNは、Mac OS X Public Betaに付属しているアプリケーションをリストしている。

▼ Address Book:Mail アプリケーションで使われるアドレスなどを記録
▼ Clock:時計
▼ Internet Explorer 5:カーボナイズ版。iTools、QuickTime、Shockwave、Flashのプラグインも
▼ Mail:複数アカウント、POP、IMAPに対応したメーラ
▼ Music Player:MP3、CDプレーヤ
▼ QuickTime Player:QTVの引き出しが無くなった
▼ Sherlock
▼ TexEdit:SimpleTextに代わるエディタ
▼ System Preferences:コントロールパネルに代わるシステムの環境設定ツール
▼ その他のデスクアクセサリ:Calculator(計算機)、Key Caps(キー配列)、Stickies(スティッキーズ)

 また、Public Betaの「Grab Bag」フォルダにも、これまでコントロールパネルとして提供されてきたようなアプリケーションが含まれている。

▼ AppleScript:サンプルのスクリプトと、Script Runnerがある
▼ Battery Monitor:バッテリモニタ
▼ Chess:チェス。NeXTStepにあったそれと似た外観
▼ CPU Monitor
▼ HTMLEdit:JavaScript、VBScriptに対応したHTMLオーサリングツール
▼ Image Capture:デジタルカメラから画像を取り込む。デジカメをつなぐと自動的に起動する
▼ NetProbe:DNSルックアップ、Ping、トレース、Whois、Fingerを行う
▼ PDF Compositor
▼ Sketch:ドロー

 ファイルやプロセスを管理するためのプログラム類もインストールされる。

▼ StuffIt Expander:Mac OS X バージョン
▼ Apple System Profiler
▼ Assistant
▼ Console:ログを生成するものだという
▼ Disk Copy
▼ Disk Utility:Disk First AidとDrive Setupを統合したもの
▼ Grab:スクリーンキャプチャ
▼ Help Viewer
▼ Installer
▼ Keychain Access
▼ Multiple Users:コンピュータのユーザの管理
▼ Print Center:セレクタとデスクトッププリンタを置き換える
▼ Process Viewer:動作中のプロセスをリスト表示。CPUとメモリの割り当ても。強制終了もここから
▼ Script Editor:AppleScriptのスクリプト編集プログラム
▼ Software Update
▼ Terminal:BSD UNIX用のコマンドラインインターフェース

Updated 0:50 a.m.

@691 : MacFixIt ||  MacFixItによれば、AdaptecはMac OS X との互換性について、同社の次のSCSIカード及びUSB-SCSIアダプタについてはアップデータを提供するという:

* PowerDomain 29160N
* PowerDomain 39160
* PowerDomain SlimSCSI 1480
* SCSI Card 2906
* USBXchange
* PowerDomain 2930U

 これらの情報は、明日以降AdaptecのWebページでも公開されるという。


@695 : Macworld UK ||  Macworld UKによると、Digidesignは、Pro Tools 5.0.1 LE をリリースするという。無料でダウンロードできる。

 ダウンロードバージョンでは、8つのオーディオトラック、48のMIDIトラック、サードパーティーハードウェアでSound Managerドライバを使ったふたつの入出力チャネルが使用できる。DigiRack RTASプラグインと、サードパーティー製のプラグインにも対応する。

 Pro Tools 5.0.1 LEは、AIFF、WAV、RealAudio G2、QuickTimeなど様々なフォーマットに対応する。Digidesignは「Pro Toolsのユーザはオリジナルの曲を消去・変更せずに録音や編集を行ったり、再生中に編集したり、クロスフェードを作成したり、Digidesignのハイエンドシステムから一般的な機能のセットを組み合わせることができる」と語っている。

 DigidesignはこのソフトウェアをCDでも配布するが、価格は発表されていない。

Updated 21:33 p.m.

@553 ||  Qualcommは、電子メールソフト「Eudora」の新バージョン、バージョン5.0をリリースした。スポンサードモード、ペイドモード、ライトモードの三つから選んで使用できる。

 バージョン5.0では、起動時のスプラッシュスクリーンがブルーを基調とした新しいものに変わっている。これにあわせて、EudoraのWebサイトもデザインを一新した。また、新しいメールが届いたことを知らせるダイアログの絵が、3匹の豚になっている(あの着信音から?)。

 5.0の最大の特徴は、ESP(Eudora Sharing Protocol)を使ったグループコラボレーション機能である。Eudoraを使用しているユーザ同士でワークグループを作成し、その中でピア・トゥー・ピアのファイル共有が行える。例えば、共有フォルダの中のファイルを更新すれば、他のメンバーの共有フォルダの中身も更新される。クロスプラットフォーム対応で、Eudoraの電子メールを転送手段として用いるのでサーバーを必要とせず、手軽なファイル共有環境が構築できる。ESPグループ内のメールを一ヶ所のメールボックスに集めることもできる。

 そのほか、受信/送信メールに含まれる不快な言葉をチェックする「MoodWatch」や、電子メールの利用に関する統計作成機能(使用時間、受信メール数など)や、アドレス帳の改良、Outlook Expressからのインポートに対応などの改良がなされている。

 また、Palm OS用の電子メール/ブラウザソフト「Eudora Internet Suite(EIS)2.0」に対応する。EIS 2.0は近くリリースされる予定。

■ Qualcomm:Eudora 5.0


September 10th (Sunday)

Updated 14:25 p.m.

@220 ||  AppleがHot Newsに、Apple Expo Parisの特集ページを開設している。

■ Apple:Apple expo 2000

Updated 12:30 p.m.

@174 ||  Appleが、Apple Hardware Test CDについてのRead Meを掲載している。

 Hardware Test CDは、ロジックボードやメモリ、モデム、ビデオRAM、AirPortカードなどコンピュータ内部のハードウェアを診断するツール。USB/FireWire機器などの外付機器やPCIカードなどサードパーティー製機器は診断しない。またOSやアプリケーション、機能拡張のコンフリクトなど、ソフトウェア関連の問題の診断も行わない。

 Apple Hardware Test CDを使用するには、「C」キーを押しながら再起動をし、Hardware Test CDからコンピュータを起動する。ロードにはおよそ45秒かかり、Apple Hardware Testのメイン画面が表示される。

 Apple Hardware Testでは、Quick TestとExtended Testを実行することができる。なお、Power Mac G4およびPower Mac G4 Cubeで512MB以上のRAMを搭載している場合、Extended Testは画面に表示されるより長い時間(およそ18分から20分)を必要とする。

 またApple Hardware Test CDを使用する場合、マウスは本体やディスプレイではなく、キーボードのUSBポートに接続しておく必要がある(PowerBook FireWireで使用する場合、外付の入力機器は外しておく必要がある)。

 各機種におけるHardware Test CD使用の注意点は、それぞれのTIL記事を参照して欲しい。

■ TIL#31241:Apple Hardware Test 1.0: Power Mac G4 Read Me
■ TIL#31240:Apple Hardware Test 1.0: Power Mac G4 Cube Read Me
■ TIL#31242:Apple Hardware Test 1.0.1: iMac Read Me
■ TIL#58623:Apple Hardware Test 1.0: PowerBook Read Me

Updated 11:30 a.m.

@140 ||  Appleが、各種Macのマニュアルのリストを公開している。

■ TIL#50018:Power Mac G4 Manuals
■ TIL#50016:Power Mac G4 Cube Manuals
■ TIL#50015:iMac Manuals
■ TIL#50017:Macintosh PowerBook G3<BR> ■ TIL#50014:iBook Manuals
■ TIL#50019:Mini Tower Manuals[Power Macintosh G3]


September 9th (Saturday)

Top News.

@145 : MacCentral ||  Appleは13日に行われるApple Expo ParisのSteve Jobsによる基調講演のウェブキャストを行わない。AppleのスポークスパーソンがMacCentralに明らかにした。時差が原因だといい、衛星での中継も行われないという。

Updated 16:30 p.m.

@345 : Insanely Great Mac! ||  IGMが伝えるところによれば、Corelのデジタルメディアネット・エグゼクティブプロデューサーの David Nagel は、CorelDRAW 10のMac OS X のリリースに関するCorel幹部とのディスカッションについて書いている。

 Nagel によれば、CorelDRAW 10 Graphics Suite for Windows は第4四半期の発売が予定されているが、Windows版と同等の機能を持ったMac OS X バージョンをリリースする計画があるという。

 CorelDRAW 10 Graphics Suite for Mac には、Windows版にあるる全てのコンポーネントが含まれ、その中には新しいアニメーション作成ソフト「CorelRAVE」も含まれるという。CorelRAVEはベクトルベースのアニメーション作成ソフトで、Flashなど様々なフォーマットに出力できるという。

 Nagel によれば、MacバージョンのCorelDRAW 10はカーボナイズされていて、既に準備ができており、AppleがMac OS X を発売するのを待っている状態だという。

 CorelDRAW 10 Suiteには、CorelDRAW 10、CorelRAVEのほか、Corel PHOTO-PAINT 10も含まれる見込み。CorelDRAW 10には、リアルタイムプレビューやWeb用のグラフィックツール、スペルチェックなどのマルチリンガルサポート、画像の最適化などの機能が含まれるという。

 CorelRAVEは古いバージョンを含めたCorelDRAWフォーマットのファイルを開くことができ、描画ツールや音などインタラクティブツールを使ってアニメーションを作成することができるという。

Updated 15:10 p.m.

@288 : MacOS Rumors ||  MOSRによれば、AppleはMac OS X Public Betaをインターネットからのダウンロードでも提供する意向だという。

 MOSRによれば、これまでMac OS X のインストールに必要だったCDからのブートが必要なくなり、300MB以上の空き容量の空のディスクまたはパーティションにインストールできるようになるという。ただし、Mac OS X Public Betaの全てのコンポーネントをダウンロードしようとすれば400MB以上もあるといい、ブロードバンド環境以外のユーザは、CDを注文することになりそうだ。


@292 : MacOS Rumors ||  MOSRが信頼できる情報筋を通じて入手したApple内部書類によれば、AppleはRADEONグラフィックスアクセラレータの追加と、いくつかのMacのビルトインアクセラレータのアップデート(RAGE 4XL)をApple Expo Parisで発表する計画を立てたという。


September 8th (Friday)

Updated 23:30 p.m.

@630 : Macwelt ||  Photoshopに対抗しうるグラフィックアプリケーションが、Windowsユーザに無償提供。そして、おそらくMac OS X ユーザにも。

 Macweltによると、ドイツの Form & Vision は、これまでSilicon Graphicsコンピュータ用にのみ提供してきたハイエンドの画像処理ソフト「Eclipse」のバージョン3.1.4を、Windows 98およびWindows NT向けにリリースした。

 これまでこのプログラムは1万ドルほどしたが、PCバージョンはおよそ$1,200。それどころか、ホームユーザには無償で提供される。30日間のデモ期間中、画像を自由に作成、編集、保存できる。30日を超えても、制限されるのは画像のサイズ(1600X1600ピクセルまで)のみだ。

 Mac OS X バージョンも、保証されてはいないが、計画されているという。

 Form & VisionはMacweltに対し、ハイエンドアプリケーションをホームユーザ向けに無償提供するのは、デジタルカメラ市場の成長によるものだと述べた。デジタルカメラの解像度の向上にあわせて、将来のバージョンでは作成できる画像の上限をあげていきたいという。


September 7th (Thursday)

Updated 18:25 p.m.

@425 ||  Apple TIL#31243によると、普通コンピュータの時計は標準時から夏時間への変更を自動で行う。しかしオリンピックの開催に伴い、オーストラリアの一部の州、地域では今年の夏時間の開始日が例年と異なっている。

 Mac OSの日付&時刻コントロールパネルはこの一時的な変更には自動的に対応しないため、これら夏時間を利用する場合は手動で設定する必要がある。

オーストラリアにおける今年の夏時間実施期間は:

* サウスオーストラリア州(アデレード):10月29日から来年3月25日まで
* ビクトリア州(メルボルン) / オーストラリア首都地域(キャンベラ)/ ニューサウスウェールズ州(シドニー) / タスマニア州:8月27日から来年3月25日まで

 夏時間を手動で設定するには日付&時刻コントロールパネルで「夏時間を自動的に設定する」のチェックボックスを外せばよい。

■ TIL#31243:Mac OS: Setting the Clock for Daylight-Saving Time in Australia

Updated 17:00 p.m.

@359 : MacInTouch ||  MacInTouchの読者によれば、ATIの販売サポートから「ADC(Apple Display Connector)互換のRADEONカードを製造する計画はない」と伝えられたという。


@355 : AppleInsider ||  AppleInsiderによればMac OS 9.1(Fortissimo)が先週ベータ段階に入ったという。

 Fortissimoは、クライアントOSとAppleのインターネットベースのサービスをよりスマートにリンクさせるほか、システムの安定性の向上、将来の製品のサポートなどが組み込まれている。また、Macworld New York以前のマシンでApple USB Keyboardの4つのキーを使うためのソフトウェアも含まれるという。

 Mac OS 9.1は9月終わりに完成し、今秋のうちにリリースされるというが、有償なのか、無償で配布されるかはまだわかっていないようだ。


@363 : THE REGISTER ||  THE REGISTERによると、Psionは同社のPDAとMacを同期させるためのソフトウェアを来年始めにアップデートするという。

 PsionのPDAとMacを接続するための「MacConnect」ソフトウェアは久しくアップデートされてこなかった。1年ほど前には、Psion自身がMac市場に興味を持っていないと認めていたほどだ。

 今回Psionが再びMacにコミットするようになった背景には、Macの売り上げが伸びているとともに、PalmやHandspringなどのライバルがMac用ソフトウェアを用意していることがあると思われる。しかしPsionの Mark Edwards 副専務はMacConnectのアップデートを行う1番の理由はMac版Outlookのリリースだとしている。

 Mac版Outlookのリリースにより、PsionはPDAのノートパッド、日記、カレンダーなどをOutlookのものと同期できるようになり、Psion独自の「Agenda」ソフトウェアのMac版を開発する必要が無くなる。

 2001年始めというと、Mac OS X のリリースが重なるが、Mac OS X との関連については明らかにされなかった。Mac OS X ではPalmのサポートが強化されており、PalmのPDAをボリュームとしてマウントすることができるようになる。

 Macをサポートすることに伴い、Psionと(Windows PCを含めた)コンピュータとの接続にUSBが新たに採用される。

Updated 1:25 a.m.

@714 ||  Mac OS X Public Betaの発表が明らかにされている今年のApple Expo Paris。でも、みんながフランスに行ける訳じゃない・・・。

 Apple Expo ParisのWebサイトには、エキスポの模様をQuickTimeストリーミングで伝える「Web Studio」が開設されている。Web Studioチームはエキスポ期間中、セミナーやショーのハイライトやインタビューをQuickTimeストリーミングで放送する。コンテンツは毎日更新される。

 Web Studioはエキスポから情報を発信するだけでなく、エキスポ会場ではQuickTimeストリーミングチャンネルの作り方や、デジタルビデオ・オーディオの圧縮などマルチメディアに関する質問に答えてくれるという。

 フランス語、英語での提供となっている。

■ Apple:Apple Expo 2000 Web Studio

Updated 1:10 a.m.

@696 ||  年間4,000万ドルのコスト削減に取り組むCorelは、その目標達成のための手段の一つとして、アイルランドのダブリンにあるエンジニアリングチームを、カナダ・オタワの本社に統合することを発表した。

 これにより、ダブリンにいる139人の社員がリストラされるが、一部はカナダ本社に異動となる見込み。またプロフェッショナルサービス、製造、流通などのコアチームは、Corelの米国以外のカスタマーをサポートしていくためにダブリンに残る。米国以外に販売される製品の流通は、引き続きアイルランドに委託される。

 Corelは、年間4,000万ドル規模のコスト削減を実施することをすでに明らかにしており、今回のリストラは、6日発表されたコスト削減政策の具体的な実施内容の一つとして実施される。コスト削減はCorelの多くの部門に渡り、例えば広告、マーケティング、市場開拓部門で1,200万ドル、給与、各種給付金、サードパーティーとの契約に関して1,800万ドル、販売経費や製品関連の経費が500万ドル、工場、出張、スポンサー活動、減価償却費などの一般及び管理費で500万ドルなどといった内容になっている。

 一方Corelは、8月中旬に、同社のコアとなる製品については製品の他社への売却はしないとしている。

■ Corel:Corel Announces Details of Cost-Restructuring Plan: Engineering Operations in Dublin to be Consolidated to Corporate Headquarters in Canada


@707 : MacCentral ||  MacCentralにAppleのスポークスパーソンが明らかにしたところによれば、イギリスなど米国以外のApple Storeに「RADEON」の記載がなされていたのはAppleの間違いで、削除されたという。


@709 : Go2Mac.com ||  Go2Macによれば、Appleが先月実施したPowerBook 5300/190のPismoへのトレードアッププログラムは大きな反響があったようで、読者の報告ではPismoの出荷は大きく遅れているという。



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